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シングルス チャンピオン

土曜日に全日本卓球選手権小学生の部・京都予選が行われ、カリンが優勝した。
初めての京都大会個人戦優勝であり、やはり初めての全国大会京都代表となった。
これはすごい!個人戦優勝はものすごいことである。
30数年前に小浜市から小・中・高の教え子で、たくさんの福井県チャンピオンを見てきたが、
京都のシングルスチャンピオンは初めてだ。個人戦は難しいのですよ。
30年前には小学生を365日、毎日卓球をやらせるという発想がほとんどなかった。
それが「愛ちゃん」が出てきた頃からかな?子供に毎日卓球をやらせるようになった。
今では県や府のベスト8に入るような子は、どの子もクラブチームで毎日練習している。
小学生のように幼い時期は、たくさん練習した子が基本的に勝つ。才能はあまり関係ない。
週に1~2日の練習では毎日練習する子には絶対に勝てないと言っていい。
3年生の頃にカリンの才能に気付いた私は、クラブチームを勧めてみた。
「小学生の間に全日本に出たければ、練習量を増やせば可能性が高まるよ」
体験入学もさせてみたが、練習の激しさにビビってしまったカリンは、行く気にならなかった。
カリンには自信もなかったし、人に負けたくもないけれど、ま、楽しくやれれば良かったのだ。
毎週土曜の黄檗中体育館での私との練習は、ただの1日も休んだことがない。
少しずつ強くなり、滋賀県の小さな大会では優勝したが、京都では万年3位。
「ラケットさばき」には非凡な才能があったが「パワー不足」だった。
1年ほど前からかなり身体がしっかりして来たので、「強く打つ」練習を加えていった。
大阪の強化練習に参加したり、他の体育館の練習に行ったり、練習量もキャリアも増えていった。
しかしカリンのイメージとしてはあくまで「市民ランナー」である。アマチュアである。
卓球のエリート選手として育てられたわけではなく、本人にその意識もない。
半年ほど前からサーブ・レシーブ・ドライブ・強打の回転量と球威がはっきりと増して来た。
「これは・・・ひょっとすると・・・」
今まで負かされ続けてきた上位2名の選集を倒しての、見事な優勝!
土曜に体育館へ行くと、カリンはすでに来ていた。
「どうやった?」「えっと、優勝しました」 もちろん嬉しそうだが、騒ぐわけではない。
あくまで市民ランナーの意識なのだ。自分が特別強いのだという意識もない。
出来ない者から見ると「なぜそんなことが出来るのか?という強さだが、
カリン本人にも「なぜそれが出来ているのか?」など、わからないものだ。
全日本のタイトルを取るような子は、それがわかっているのかもしれない。
「自分が日本一強いんだ」と信じて疑わない心を持たないといけないかもしれない。
けれどそんなことは・・・カリンにも、私にもわからない。全日本で勝ったこともないから。
もう「卓球の専門教育」を受けさせた方がいいのかもしれないが、
子供のうちから「○○だけ」という教育観が、私にはない。
だからか、私の教え子には県チャンピオンはたくさんいるが、全日本を取った子はいない。
悔しくも思うが、それはそれで仕方ないし、それでいいと思っている。
子供にはバランスよく、多くのものを入れておいた方がいい。
「○○を取ったら、自分には何も残らない」ことの、どこがいいんだ?
これを取っても、あれを取っても、「まだ自分にはこれもある」の方がいいと思う。
市民ランナーのままでいい。それでも京都チャンピオンになれた♪
バランスを保ちつつ、これからさらにどこまで強くなるのかも、しっかり見守りたい。

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