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ポス・ドク

大学のドクターコースを出て「博士号」を取ったけれど、就職ポストがなく、
アルバイトや期限付き雇用で食いつなぐ人をポスト・ドクター(ポス・ドク)と言うらしい。
その生活の不安定さは聞きしに勝るもののようだ。国の政策で「博士」を大量に作ったからね。
私の時代にはほとんどの学生が4年で終えて社会へ出て行き、院へ進むものはあまりいなかった。
それが今では理系の学生や教職でも院を出ないと就職が少なくなってしまっている。
その先のドクターも当然増えるわけで、就職浪人中の「博士」がゴロゴロいる。
「大学教授」が頂点だろうけど、そんなもの・・・空きがまるでない。
仕方なく塾でアルバイト講師をしたり、今話題の「理研」なんかでも「期限採用」だ。
2年とか3年の期限で雇われるのだけど、何らかの成果を出さないと、そこで首になる。
テレビに出てましたよ。首になった40歳が収入もなく、自宅で研究を続ける人が。
昔のテレビドラマ「やまとなでしこ」で堤信一がやってましたな。
数学博士だけど職がなく、潰れそうな魚屋の家業をやっている男を。
それがドラマではなく、現実にたくさんいるようだ。
基礎研究って基本「結果の出ないもの」だから、ポス・ドクは「地獄の実験」に追われるらしい。
何とか結果を出そうとするからね。だからって不正をすれば「すべてが無」になってしまう。
何を言っているか聞きとりづらいアメリカ人の地震学者が「もう少し保護を」と言ってるけど、
確かにそれはそうだと思うけど、どの業種も「生き残りに必死」なのも事実だ。
近くのコンビニでもアルバイトが時間を守らなかったりで、店長が身を粉にして働いてるもの。
町工場も「食うや食わざるや」の生活が、いったい何十年続いているのだろう。
何かがおかしいのだけど、それが何かは・・私にもわからない。

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