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強気に攻める

高1の授業は2週目。新人君も一人、体験入学に来た。
その子以外には「脅しの国語」を宿題に出してあった。2013年度京大理系の国語だ。
そんなの、高校入学前の「お子様」に読めるわけも、書けるわけもない。それはわかっている。
「高校からはすべての教科がこういうものになる。大人が読む文章だ。
 いつまでも“おんぶにだっこ”のガキじゃあ困るんだ。早く大人になってくれ」
そういうことを感じ取らせようと、最初にものすごい文章を読ませる。出来は・・・
リノなんかまだまだ「お子ちゃま」だから、ほとんど解答できない。
いや、全員がそうですよ。高3との「たったの2年」の差が歴然としますね。
ヒカルも「一家の血筋」なのか、数学はすごいけど、現段階の国語はリノに同じ。
サリは高3の姉ミユに「猛烈な指導」を受けたな?解答欄いっぱいに文章を書いている。
深くまで読めてないけど、こうやって「格闘」しているのがいい。そうやって大人になる。
ユウイチ・ケイジ・コウジ・ヒロシ・アキト、全員読めてないけど格闘はしている。
今年の卒業生はこの子達の「兄ちゃん」ばかりだが、そうやって大人になっていった。
昨日も書いたが今年の卒業生は、私がやっていた仕事を自分で出来るようになった。
私もはっきりと「これだ!」と実感できた。こうでないといけない。
だから今年からはますます高校生には攻めていく。
「おどれら、勉強せなあかんぞ。わかってんのか、こらあ。この問題でもやってみんかい!」
皆がまだそうだが、ケイジ・コウジ・アキトは計算ミスや文字の書き忘れが多い。
「それがガキの証明やわい!それをなくすには大人になるしかないねんぞ。
 教わるだけやとアカン!自分で納得できるまで考えて、練習生せいよ、こらあ!」
とりあえず右ストレートを顔面に叩き込んでダウンを奪っておく。
それぞれ唇が切れたり、鼻血を出しながらも立ちあがり、黒板のミスを修正する。
それは大人になる痛さであり、大人になる重さだ。
私の教師生命も残り少なくなっているのは確かだ。ならば、残っている力をすべてぶつけておこう。
「ためらい」はあった方がいいと思う。「こうせなアカン。でも・・・」
そういうためらいは必ずある。けれど、そのためらいは・・・子供を大人にするためには、押さえよう。
中学生以下にはそこまでは出来ないけれど、高校生に対しては鬼にも悪魔にもなろう。
そう決心した昨日の授業では、新人君も含めてよい授業になった。
ビシビシ行くぜえ~!!

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