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後期入試

今日は国立大学後期入試日、最後の試験だ。暖かくなってよかった。
二人が神戸大学に挑んでいる。一人は浪人生だから、何としてもものにしたい。
進路先が決まれば、あとは思う存分学び、そこを良い学校にすればいい。
世間では「良い学校へ」とよく聞くが、良い学校が初めからあるわけではない。
そこが勘違いのもとだ。そこを良くするも、悪くするも、自分次第だ。
良いものをたくさん見つけ「良い学校だった」と思えるだけの大人に育てたい。
賢い人はどんなところでも面白いものを発見するよね?
これがバカだと、すぐ横に面白いものがあっても気がつかない。バカは損ですよ。
もう少しでも賢くなるためには・・・本当の学びを求め続けるしかない。
ある生徒は世間で言われる「良い学校」に合格したそうだ。
進学塾で毎日遅くまで勉強し、学校ではひたすら寝ていたらしい。
へ?学校の授業はつまらないから?入試には対応してないから?
私にはそれが正しい姿だとは、とうてい思えないけどね。
その子にとっては「つまらない中学」だったんだろうね。
で?難関高校へ入学して、それは「いい高校」になる?ならないね、きっと。
「入試の手段」だけを学んだんだろうから、「良さ」を見つける手段は持たないはずだ。
高校もまた、つまらないままだろう。それは「自分が」つまらない人間だからだよ。
けれど世間はその子を「成功者」と捉え、「賢い子」と言うんだろうな・・アホらし・・・
今年の卒業生は発表したように、バラバラで、それぞれの高さの国立大へ進学する。
そのすべてがその子にとっては「エベレスト級」であり、同じ高さだ。
大学に登ることが最終目標ではなかった。
それよりももっと高く、果てしなく長い「人生」を登る練習だったのだ。ダイスケが代表して言う。
「これで・・・60分とか2時間に縛られる勉強は終わりました。
 これからはたっぷりと時間をかけて、どこまでも深い学びに入って行けます」
どの子もそういうことに気づいてくれた。小さなこの教室を「いい教室」に思ってくれた。
「合格」ではなく、「自分の進路」を見つけられた喜びにあふれている。
「長く・・・厳しく辛い受験勉強・・・ご苦労様でした」
そう言うとどの子も、私がびっくりするような大声で言ってくれた。「ありがとうございました」
深々と頭を下げる姿に、私の万感の想いは・・・もう、こらえることは出来なかった。

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