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思考を変える ④

子供をペット化したり、虐待する親はもってのほかだが、
逆に見える「好きなことをやれ」という親もどうか?
その通りに子供が「好きな」ゲームしかやらないとか、漫画しか読まないとか、
そういうお悩み相談を、これまでいったいどれほど受けてきたことだろう。
選抜たけなわの野球やサッカーだけをやった高校生が、
「自分から野球を取ったら、何も残りません」というのを聞き、
私も高校生の頃は「カッコええ~」と思ったものだが、
今では「なんて乏しい生活を送ったのだろう」と思いますよ。
好きなことをやらせてもらって、スポーツだけに打ち込んで楽しかった。
それでプロのスターにでもなれればいいけれど、たいていそうではない。
人生は18歳で終わらないですよ、その後がうんと長い。
「思う存分好きなことやったんだから、今後も自由に生きろ」と言われても、
「他に何も残っていない」んでしょ?どうやって自由にするの?
それが無理なことは、大人なら人生経験で知ってるでしょ?
だったら「何も残らない」ようなことがないようにしてやるのが親の務めだと思う。
勉強もしろ、本も読め、人の話はたくさん聞け、いろんなものを身につけろ・・・
そういうものがその後の人生で、その子を守ってくれるものじゃあないかな?
丸裸同然で放り出したら、今の世の中だとすぐに死んじゃうよね。
私はそうさせたくはない。
放っておいたら卓球だけしか残らないようなカンナやジュンにも
できるだけの勉強や、色々の文献を与え読ませ育ててきた。どの子にもそうだ。
そうやってガキの思考を、少しは大人の思考へと変えていった。
さらに学びを深めていけば、人は支え合って生きるもので、
支え合わなければ生きられないもので、そういう人の世で、
支え合う一員となれる仕事を見つけられるようになるだろう。
そうなるまでは我々凡人には長い道のりで、
子供に「もっと、もっとだ、もっと勉強もしろ」などと言い続ける自分に嫌気がさすこともある。
そんな時にふと、咲き始めた桜を見つけたり、ワクワクしながら次の世界へ飛び込んでいく
卒業生たちの笑顔を見るときだけが、私を勇気づけ、支えてくれている。
プロフィール

河原

Author:河原
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