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悩み多き母達

伏見の酒蔵街は京都とも宇治とも違って独特の風情がある。
3人の母達はほとんど来たことがないようで、その風情に感動していた。
月の蔵人も酒蔵を改装したレストランで、とても落ち着き、
ざる豆腐やミニ懐石は値段も手ごろでとてもおいしい。
味わいながら聞く悩みはとても多い。
子供の不勉強、不登校、スマホ依存症、父娘の不仲、コミュニケーション不足・・・
誰もが初めて母になるのだから戸惑うし、どうしていいかもわからない。
ややもすると「一発解消」を求めて「ノウハウ本」や塾に頼ったりするけど、
どれもの原因が一つではなく、年数を経た結果なので「一発解消」などありえない。
「ま、よくあること、そういうもの」と大雑把にとらえて、少しずつ修正するしかない。
車のハンドルには「遊び」があって、少しひねったくらいならそのまま直進するけど、
教育も子育ても「こうすべきだ」と言いすぎて、遊びをなくしている。
1ミリ動かしただけで大きく曲がり、大事故を起こしてしまう。
都立高校生を殴った教師は現状の法律なら首になるのだろう。
けれどあれで首にするのなら教育は成り立たないし、教師のなりてもいなくなる。
「暴力はいけない」 その通りで、反論はない。
しかしやはり「時と場合」もあって、全部だめとするから遊びがなくなった。
では「状況によっては殴ってもいい」とでもすると、1%くらいは
自分の気分次第で生徒を殴る教師も出てくる。
警官だって教師だってセクハラで捕まるやつもいるね。人ってそういうもんなんだ。
その「人間臭さ」は厄介なものだけど、それをなくすと教育も子育ても破たんする。
子供がさぼる、親と口をきかない、一人で生きてきたと生意気を言う・・・
はい、我々全員がそうじゃなかったですか?痛い目に合って学習してきたんじゃないですか?
悩みは多いけれど、「そういうものだ」と「遊び」を持たせれば、少し楽になりますよ。
そんな話がたくさんできて、私も勉強になり、考え方を整理することができた。
だからこういうランチはすごく楽しい。次は笠取の蕎麦屋に行きましょうね。
教室に帰ってくると「友人にいい塾はないかと聞かれてねえ」とおばさんがやってきた。
パンフレットを渡し少し説明しながら本を出したことも言うと、びっくりしている。
「それ、もらえない?」「買ってください」
フリースペースの雰囲気もすごくよかったようで、「またすぐきます」と、ニコニコして帰っていった。
さて、新入生はどれほど来るのだろう?
最近では少なくなっているが「そんなもの」という遊びは、昔から持っている。
プロフィール

河原

Author:河原
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