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大人になるって

ミクが宇治市の保育だか幼稚園教諭だかの1次採用試験に合格した。
確か60人ほどが受けに来て、15人が通過したようだ。ミクは不安で仕方なかった。
合格発表を見てすぐに、とてもうれしそうに報告に来てくれた。
2次試験は来月21日で、「若干名採用」のため、何人が合格するのかはわからない。
それでも「もう、元気にぶつかるだけです!」と満足そうなのだ。
21年間、人に勝てることなんて何もなかったと思える道を歩んだ。
姉と同じように高校からうちに来た。姉は京大へ進んだが、自分にその学力はなかった。
ガキの頃は誰でも自分に夢を持つではないか。1番になりたいではないか。うぬぼれたいじゃないか。
次第に「たいした事のない、平凡な自分」を突き付けられ、うぬぼれることも出来なくなる。
言うに言われぬ悔しさに、人をねたみもする。家族にぶつかることも何度もあった。
ははは・・・ミクの高校時代は私の高校時代とそっくりだった。
認めたくなかったのだ。愚かで、平凡で、小さな自分を。
何かをきっかけにそういう自分と向き合えるようになると、人や学びとも向き合えるようになり、
ようやく根拠なきプライドははがれ落ちてくれる。小さな自分を認められるようになる。
3流と言われるような大学だが、それすら認め、学べるだけを学んでいった。
1次合格は、そんな小さな自分を、ほんの少し認めてもらえた気分・・・とてもうれしい・・・
けれど、その優しい笑顔を見て、私がどれほど嬉しいかまで、ミクにはわかるだろうか?
人に自慢できることなんて、私だって、たいていの人だってもってやいない。
けれど恥じるものだって・・・少しはあるけれど・・・そんなにはない。
立派な大人になってくれたもんだ。知ってるか?お前って、けっこう美人だぞ。
塾生はまだ子供だが、そういう大人に育ってほしいと願っている。
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河原

Author:河原
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