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子育てに金はかけない

昔は皆が貧乏なので、たまに父ちゃんがお菓子でも買ってきたら、子供は飛びついたものだ。
本の中で河合さんは言う。貧乏が耐える教育にもなり、喜びを感じる教育にもなった。
今は豊かになり、子育ても新たに創り上げないといけないらしい。
「こづかいはしっかり与え、個室もある。必要なものはすべて買い与えているのに、
 うちの子は何が不満で暴れるんだ・・・?」
そういう家庭が増えたようだ。子供はたいてい「自分の居場所がない」と言うらしい。
両親は仕事で忙しく、子供にかまえない分、お金を与えて償おうとする。
それがいけないという。子供は少しもありがたくもなく、嬉しくもないのだ。
「それよりは休みの日に家族で山歩きでもしなさい。親も面白がることが大切です。
 歩きまわっておなかがすいて、お昼におにぎりにかぶりつく。
 “おにぎり、おいしいわ!”その方が子供は嬉しいし、記憶にも残ります」
・・・これ、我が家ではずっと続けて来たことなんだよね。
そもそも金がないし、歩きまわって風景を楽しむことくらいしか出来なかったわけだけど、
京都の大原・嵯峨野、円山公園、四条界隈の街中、比叡山・・・
私も女房も歩くのは好きだし、康太も真子も物心がついた頃から歩いていたから
「そういうもの」だと思っていたし、ほっつき歩いては、あらゆる話をしたものだ。
だから今でも我が家ではそれが当たり前のことなんだけど、人からは
「先生んとこは珍しい。子供がついてきやしない」と、よく言われる。
え~?ガキの頃に金をかけ過ぎたんじゃあないの?
その典型が広島大へ行ったカンタローかもしれない。
アパートで独り暮らしをして一ヶ月、どうやら「5月病」のようだ。
見知らぬ街で一人布団で寝るのが淋しくって、泣きながら電話で「帰りたい」と訴えてくることも。
カンタロー母さん、おろおろしている。「それが目的で家を出したんだろ?」
あんな「甘ちゃん」は、今からでもそうして鍛えておくべきだね。
大丈夫、「甘ちゃん」と言えども、けっこう強靭ですよ、ガキってのは。
大学が始まって授業やサークルで人とふれあい、
「そうか、お前京都からきたんか。何かと不慣れやろう。ここはこうしたほうがええけんね」
そういうことのありがたみがものすごくわかるようになったようだ。
なるほど・・・家を出た甲斐があったようだ。
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Author:河原
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