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基礎は・・しんどい

塾の料金でいつも不思議に思うことがある。どうして学年が上がるほどに高いのだろう?
例えば年間費用だと、中1・70万、中2・90万、中3・120万・・みたいに。
そりゃうちも「便宜上」中学生より高校生を高くしているけれど、学年による差はない。
中学数学は1年でも3年でも月1万2千円。経費も入れて年15万くらい。
そりゃ上の費用は5教科だろうけど、うちでは国語はタダだし、
中学の社会を学校以外で金を払ってまで教わる必要ある?
高校の社会もそうですよ。社会も塾ではサテライトで金を取るのかな?
そんなことをしなくても莵道高校の地理・世界史・日本史は京都一だ。どんな塾もかなわない。
タダで最高の授業を受けているのに、なんで塾で金を払うのかね?
私は、本当には、学年が下がるほどに値段を高くしたい。
学年が下ほど「教える内容がたいしたことないから」安いのだろうけど、そうなのかな?
どの学年であろうと数学の約束を理解させ、数式の扱いを覚え、その構造に迫る。
そういう意味では学年による差などないし、年少ほど手間はかかる。
中1は「正負の数の足し算・引き算」。
マイナスの概念をあれこれと導入し、ゲーム「赤と黒」で「何となく」和と差をつかませる。
それから(-4)+(+7)-(-5)+(-12)などと、カッコつきで導入する。
十分練習させてから、-4+7+5-12と、「なぜそうするか」を納得させてカッコを取る。
まだ抽象概念の弱い12歳だから、そこまで行くのにたっぷり1ヶ月かかりますよ。
戸惑ってなかなか理解しないし、こちらの想像を越える間違いもしてくれる。
「おい、7+5は13じゃない!」「何で途中から-4が-6に変わってんだ?」
「だからあ、そこは+5になって、-5のままじゃあないぞ」
「なんで36だ!今は足し算だぞ!しかも7と5をかけたら35だ!」
一つ一つを「具体的に」チェックし、フィードバックしてやらなくてはならない。
すぐに修正してやらないと、勘違いしたまま先へ進んでしまう。
2時間の間、何度もそういうことを繰り返す。14人もいると、そりゃあ疲れますよ。
その次の中2の「文字式の累乗計算」も、中学で一番難しいと言っていい。
繰り返し、繰り返し、理論を説明・確認し、黒板でチェック。
何しろ-Aの2乗と(-A)の2乗では正負が変わる。カッコのある・なしでも大違い。
式も複雑になるし、こんなもの一度で理解出来るわけがない。
「ほらそこ、マイナスを忘れている」「指数は3じゃない!」「サブロクは18だあ!」
4時間の授業を終えて家に帰ると、飯を食うのもおっくうで、風呂に入る気力もない。
これが高校生だと育っているから、ずいぶん楽ですよ。
「そこ、まちがっている」だけで、具体的に言う必要がない。間違いは自分で発見させる。
「どアホウ、違うわ!」と、右ストレートを顔面に叩き込むだけでいい。
ストレス発散にもなるし、風呂に入る気力くらい残せる。
そりゃあ年少ほど時間も、体力も気力も、激しく消耗する。本当には値段を逆にしたい。
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河原

Author:河原
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