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捉え方を学ぶ

月曜から後期授業がスタートした。
お昼前から来ていたのか、小6のミサヤとリノはお弁当を食べていた。
食べ終わると勉強したり、昼寝をしたり、2人で遊んだり。
小6の授業は比例に入るのか、速さの理解度をもう一度確認するのか迷ったが、速さのプリントを用意した。
ヨシタカとコウジが嬉しそうにやって来た。ケンシンは恐そうな顔をしている。
モモカはまっ黒けになっていた。プールに通い詰めたようだ。ケイジがひょうひょうとやって来た。
私が用意した問題は、速さの総合的な問題だった。
一つの情報から距離を求め、それを4時間で行く速さは?
同じ距離を分速180メートルで行くと、何時間何分かかるか?
など、しょっちゅう長さや時間の単位を変えねばならず、すぐに答えになるものではない。
公式ではなく「どのように捉え、考えるか」が問われるものだ。
「ちょっと難しいかな?」
ところが・・・皆よく考える。
ミサヤとリノは解答を丁寧にまとめて行く。時々考え違いもするが、
「おやあ?そういう計算になるかな?もう一度問題を読んでみな」
そう言うと自分で修正できる。
ケンシンはどうしても人の黒板を見てしまう。自分で考えるための基礎を創ってやらねばならない。
その基礎って、算数じゃないことも多い。
毎度書くことだが、朝飯は食ったか?時間は守れるか?しっかり話を聞けよ。そういうことだ。
ケイジとヨシタカは理解力がアップしている。公式なしでも理屈で解いてしまう。
コウジは粘りが出てきた。角度を変えて問題を考えることまで出来るようになっている。
まっ黒助のモモカだが、驚いたことに、思考力が倍くらいに育っている。
そう簡単じゃないよ、その問題は。それを、きちんと理屈を追って考えている。
いいねえ~♪つまづいても、転んでも、その都度立ち上がって考え方・捉え方を学ぶ。
そうやってこの子達は少しずつだが、確実に育って行く。

「今日隣の席の子に勉強方法を聞かれて、お互いの塾のことを話したけど・・・」
康太が話し始めた。
塾へ行くと、まずはテスト。間違った問題の単元の問題プリントを渡され、それを解く。
「他の奴に聞いても、高校生が行く塾はもう、どこでもそればっかし」
何が悪い?弱点を見つけてもらい、それを補強する。最高の勉強法では?
・・・ちがう。その子達の解答を見たりして、康太にはわかってしまうのだ。
例えばその子が塾のテストで三角関数の問題を間違い、その類題を後でやらされる。
ところが・・・その子が間違ったのは三角関数そのものではなく、
場合分けの方法で間違っていたり、式をまとめた後の処理を間違ったりしているのだ。
しかしそれをチェックするものは誰もおらず、講師は○か×かしか見ていない。
逆に康太がいくら「うちの塾では捉え方や考え方を主に見てもらっている」と説明しても、
それがどういうことなのか理解出来る生徒はいないと言う。経験したことすらないからだ。
康太のクラスでも、何人かはとてもよく勉強している。
時間だけなら康太の倍ほど勉強している子もいるようだ。もちろん塾へも行っている。
しかし「学びの捉え方」がずれており、「1教科はそこそこ出来ても、2教科出来る奴がいない」らしい。
もったいないと思う。
進研模試が返って来た。康太は国語が1番、数学3番、英語12番だった。
しかし数学も英語も1番の子と点数差がほとんどなく、他に2教科出来る子がいないので、
3教科合計の校内偏差値は87になってしまう。あり得ない偏差値だ。
捉え方の差が、はっきりと数字にも表れ始めている。
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河原

Author:河原
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