とんでもない思い込み

月曜のお昼を食べに帰ると、女房と康太が何気に話している。
「食材を残さんようにせんとあかんなあ」
?なんで?旅行は1週間も先やろ・・・?康太が「へ?」って顔をする。
「明後日出発やで」
え?なんで?月末27日からやろ?「20日から・・・」
手帳を見てみると27日から数学は休みと書いてある。8月末に書いた。
1ページ前に戻ると、20日からタイ旅行と書いてある。7月に書いたのかな?
とんでもない思い込み、勘違いで、9月には月末休みとして動いていた。
生徒にもそう言って来たし、昨日のブログにも来週だと書いてしまった。
これは大変!水・木・金に数学がある中1・中2・高1・高2に言わないと!
中1は英語に全員来るから直接「今週が休み」と伝えられた。
高1も英語に来るけど、数学だけ来てる子はどうしよう?
ユウカに言うと、「あ、ラインで伝えておきましょうか?」
た、助かる~~!
中2と高2は今日伝えればいいな、やれやれ何とかセーフだ。
やばかった。気づくのが今日だったら電話しかなかったね。
というわけで、明日から日曜までタイへの家族旅行に行ってきま~す。
みんなに配れるようなお土産があったら買ってくるね。
明日から金曜まで数学は休み。英語と物理はありま~す。

学会模様

土曜のお昼過ぎに康太は仙台から帰ってきた。
ずいぶん長い学会だったなあ、4日間もあったんだ。
伊丹空港からモノレールなどを乗り継ぐうちに気分が悪くなり、
「京都駅まで迎えに来て~」と、母にSOSの電話。明らか二日酔いだ。
学会は金曜に終わり教授はさっさと帰ったのだが、
論文発表した康太達5人の院生は残って打ち上げをしたらしい。
名物牛タンも食べたかったんだろうね。
仙台の牛タンは基本的に分厚くて、味はともかく、康太は薄いほうがいいらしい。
それでも日本酒には合い、さんざん飲んだのだろう。
飛行機に乗って降りるまでは何ともなかったのだが、
電車で揺られるうちに吐き気を催してきたようだ。
帰ってきた康太はぶっ倒れて爆睡していたが、私が卓球から帰るころには復活。
そのころには真子も帰っていて、貰い物のスイカを食べていた。
今回の学会はいくつもの部屋で同時に発表があり、
自分の発表がなければ自由に出入りして話が聞けた。
通路にはクロワッサンとコーヒーが自由に飲み食いできて、
「こんな贅沢な学会は初めてだ」と好評だったようだ。
様々な大学が参加していたが、ある大学院1回生は
緊張のあまり顔も引きつり、途中から話もしどろもどろとなり、
「あれほど緊張する院生も初めて見たなあ」
へ~、学会も色々あるんだねえ。
康太はこれで大きな仕事は終えて、あとは修論をまとめるだけかな?
真子は2日に1度バイトを入れてるからいったん大阪へ戻るが、
来週火曜には再び集合し、水曜からはタイへの家族旅行。
来年からは康太の就職で簡単には4人がそろうのは難しくなるだろうから、
今回は思い切り楽しんでこよう。

国語力

現場サイドから見ると中学・高校・大学生の学力は確実に落ちている。
トップ層は変わらないと思うがその数は減り、中間層は激減していると思う。
世の中が一見して多様化が進み、一つのことの中身が薄まったと言えそうだが、
その中でも国語力の低下はかなり大きな割合があると思えてならない。
我々は母語でものを考え整理する。その力が薄まれば、思考力も低下するだろう。
数学は数字だから無関係化というとそうではない。
記号化して整理するという意味では国語力と同じだ。音楽も美術もそう言える。
真子が帰ってくるとよくそういう話をするが、真子の仲間も
「しっかりした文章を読んでいない子が多い」という意見は多いそうだ。
見ていてかわいそうなくらいに進級に苦しんだり、落第する子のほとんどがそうらしい。
「英語が大切だあ~」と何十年も叫ばれ、小学校の正式な授業にもなる中、
国語力は悲惨に低下してしまった。
小学生が英語なんてやってる暇はないね。授業の3分の2を国語にした方がいい。
昨日書いた「計算の順序」でも、「乗除優先」という言葉を知ってるだけで
ずいぶん防げるだろう。
うちの生徒には中学から散々国語をやらせてるんだけどね。
それでも今年の高3は全員が国語は苦手。足を引っ張るくらいに。
散々やらせてこれだから、何もしてなかったらどうなっていたことか・・・
今よりもっとガキのままで、まったく精神年齢は上がってなかっただろう。
中1・中2クラスは字がずいぶん見やすくなり、それだけでも国語力が上がった。
それに比例して数学もわかるようになっている。
もっともっとやらせようと思っている。

感覚のずれ

昨日高1ユウカがやった8×8=62は、まあ、大したミスではない。
私だって大汗をかきながら説明していると、口で言う数字と
黒板に書く数字が違うことは時々ある。何か先のことを考えていたのだろう。
「おどれ、どないな九九覚えてんねん?」と言えばすぐ直す。
しかし10+24-8÷2を26÷2=13とやられると許すことはできない。
小学校の頃から「乗除優先」は繰り返し教わってきて、
10+24-4=30は頭ではなく身体に染みついているべきだ。
数学の文法を考える習慣がないわけであり、「しばきあげたろか!」と思いますよ。
高校生がそういう間違いをしてはならない。
と言っても・・・昔から私が修正しているのは、その程度のことだけどね。
ヒデヒトとトオヤが模試データを持ってきた。
ヒデヒトは校内250人中、数学が24位で、3教科合計は23位。
「ありえへんし・・・」
ヒデヒトなんざ数学の文法をしばき上げてる真っ最中で、
日本語すらよくわかってない段階だ。
「周りがアホすぎるだけやしな!調子に乗るなよ!」
トオヤはもっとすごい。89人中数学10位、3教科で6位、英・数だと3位。
トオヤの学校って特進クラスもあって、トオヤは普通クラスだ
「え?特進クラスって2~3人だった?」 いいや、60人いる。
確かにトオヤは最近一気に数学の文法がわかりつつあるのだが、
それだってまだ発展途中だ。まだまだ修正し、鍛えなくてはならない。
高校入試選抜での特進や普通が、どれほどあてにならないかがわかる。
要はきちんと勉強すれば、入学した学校やクラス別は無関係だ。
トオヤには入学直後からそれを目標にすることを言っていたが、
結果が出るのが早すぎる。
「お前なんかまだ鼻くそや、調子にのったらアカンぞ!」
ヒデヒトと同じことを言っておいたが、私の感覚がおかしくなりそうだね。
今の高校生の大半が5-2×3を3×3=9にしてしまうということだろう。
学力崩壊はここまで進んでいる。せめてうちの生徒だけでも直さないと・・・

テレビフォーカスされる

康太は今日仙台へ飛行機で飛ぶ。学会で論文発表だ。
かなり規模の大きいものだそうで、7月くらいから執筆に忙しそうだった。
しかし飛行機旅のことは何も考えておらず、
「着替えなんかを紙袋に詰めて、飛行機に持ち込んでもいいかな?」
学問以外の相談は母に毎日のようだ。
夜も11時ころなのに、女房は康太のアパートまで旅行鞄を持って行った。
せっかく仙台まで行くのだから牛タンのうまいものでも食えるかというと、
皆くそ真面目で、学会が終わるとすぐに帰ってくるはずだ。
高校卓球の秋季大会が始まった。新チームの出発だ。
11月の本戦へ向けて、まずは1次予選。2回勝てば本戦へ行ける。
菟道高校女子は好調で、マミのダブルスが負けただけで、
カンナやジュン達他のメンバーはシングル・ダブルス・団体とも通過したようだ。
この夏に将棋で猛威を振るった「ウエカナ台風」だが、ついにテレビフォーカスされることに。
毎週日曜の朝にNHK将棋対局があるが、その前に10時から
将棋界の色々な話題を紹介するコーナーがある。そこに登場するらしい。
うっひゃ~~、ぜひ見てください!カナコの対局姿はかっこいいですよ~。
17日の日曜、朝10時からのNHKで~す♪

正解のないジグソーパズル

私が子供を教育する目的は、学びの基本フォームを築き上げることに尽きる。
昔の自分を振り返ってみても痛感することだが、子供は学ぶということがよくわかっていない。
単に好みで行動するだけだ。
まあ、人はいくつになっても好みで行動するものだが、
まわりへの配慮を持ち込まなくてはならない。
何をどう、どれだけ配慮するのか・・・それを知るのが学びだろう。
それをなくして技術だけ、点数だけ、合格だけというものに、私は意味を感じない。
学びをできるだけ大きくし、自分の家庭環境、学校、能力を考えさせ、
好みも踏まえて進路を方向付ける。
そうさせるためにこの子の何を直し、どれを伸ばしておくべきなのか?
その作業はジグソーパズルを組み立てることにも似ている。
たいていのジグソーには仕上げの絵が描いてあり、パズルの型もついている。
私の家にあるジグソーはトトロのさつきとメイが笑っているが、
これもさほど難しくはなかった。
しかし教育のジグソーパズルは絵は描かれておらず、型取りもない。
ぴたりと合うピースすらめったにない。
「どうすればいいんだろう?」 考えるばかりで、失敗と修正の繰り返し。
どこかのいい学校へ合格すれば完成だと思いがちだが、大間違いだ。
とてもじゃないが18歳までに完成するものではない。
その作業をあきらめればついに学びがどういうものかを知らず、
好みでしか動けなくなってしまう。教師はそうさせてはならない。
精一杯子供と共に作り続け、
「たぶん・・・こういう風に作り続ければいいんだろうな。
 そうやってそこからは、お前が自分で作り続けるんだ、しっかりとな」
教育とはそういうことだし、それしかできない。

従業員割引

前を通るたびに気になっていたんだ。桃山南口手前のステーキハウス。
女房が真子と梅田で待ち合わせして神戸異人館へ遊びに行った日曜、
昼飯はこれしかない!と初めて食べに行ってみた。
中へ入ると女の子が説明してくれる。ご飯は大釜二つで炊いているようだ。
ステーキやハンバーグは隣の網で炭焼きだ。これは期待できそう。
席に着くとすぐに別の女の子が水をもってきて、「センセ」と呼ばれた。
びっくりして顔を上げるとミユが笑っている。相変わらず美人だ。
看護学校の3回生で、もう就職活動のはずだが・・・バイトする暇あるのか?
「看護実習の真っ最中です(笑)来年2月に国家試験」
就職は決まったのか?「はい、医療センターに残ります」
げっ!そりゃあきついとこだけど、そうか、いよいよ現場へ出るのか。
けれどこんなに美人のナースだと、すぐに男に見初められて
現場から連れ去られるか、タレントにスカウトされるんじゃないかな?
ステーキランチを注文してバイキングの野菜を取りに行くと、すぐにミユが来て、
「先生、これ使ってください」と紙を渡された。見ると「従業員割引20%」と書いてある。
え?こんなおっちゃんにいいのか?自分で使うもんじゃないのか?
幸せだなあ・・・僕かあ割引券をもらう時が一番幸せなんだ・・・
加山雄三みたいに歌いたくなっちゃうね。すごくうれしい。
焼きあがってきたのは赤身の柔らかステーキ。
好みとしては脂が入っているほうがいいんだけど、アメリカでは好まれるんだよね。
すごく分厚くて、160グラムもあるらしい。
そりゃあ松阪や宮崎の特選牛の方がうまいんだろうけど、
そんなものは私のような庶民の口に入るものではないし、これで十分うまい。
野菜も2度も取りに行っておなか一杯♪
これでも20パーセント割引だから1100円だけ。得したあ~~!
帰りにミユに礼を言う。
国試が終わったら、またみんな集まって、何か食べに行こうな♪

文章の壁

中1は方程式の文章題に入った。
簡単に通過する子は多いし、簡単だと思っている人も多いけれど、
これは日本語を数式に、数学語に翻訳する作業だから、
日本語を英語にする英作文と同じくらい難しいことなんですよ。
うちのように不特定多数、無選抜の塾では1~2割戸惑う子が出てくる。
学校でも同じ割合だろうけど、昔より少しだけ数は増えたかな?
位の数の説明をするけど、数字と文字では約束が違うからややこしいんだよね。
数字は582と並べるだけで自動的に位取りが約束されるけど、
文字だとABCは掛け算の約束になる。これに戸惑う子がいる。
いくつか例題で注意点を説明しても、黒板に立つと、
「1の位の数が10の位の数より3大きい」と書いてあって、
「ははあ、14とか58みたいな数だな」とイメージできなくて固まってしまう。
ましてや「10の位をXとおいて、1の位はX +3」とはできない。
これ、学校でも塾でも解説だけして、あとはテストの点数を見て、
「全然だめですねえ」で終わるか、せいぜい追加の問題プリントを渡すだけ。
構造的にそれも仕方ないけど、それで直ると思いますか?
そりゃ単にさぼってただけの子だと直ることはあるけど、直らない子が圧倒的です。
「わからない部分」が生徒によって様々で、教師にもすぐにはわからない。
いくつかの問題をやらせてみて、「なんじゃわれ、どこがわからんねん」とつぶさに観察し、
あとは生徒に化学反応が起こるまでじっと待つ。この時間が長い。
すぐに直らない子も多い。そこは区切りをつけて先へ進んでから勝手に直ることもある。
しかし根本的な原因は・・・精神的な未成熟であると、経験から学んだ。
考えられるだけの器を心の中に創り、育ててやらなくてはならない。
家庭や学校で泣いたり笑ったり、怒ったり感動したりも必要。
クラブ活動も様々に助けてくれるだろう。いろいろなことを考えないといけない。
ほかの教科の力も必要で、私が国語をよくやらせるのも数学の一環だ。
数学だけやらせても数学はよくならないということを、
世の中がすっかり忘れてしまって久しい。
それでも直しきれない子もいるけれど、「あそこは最初から賢い子しか行っていない」
と言われるくらいには直せていると思っている。
それが私のやっている仕事だ。今年も「さて、どうしよう」と考えるばかりだ。

文化祭は今日まで

公立高校の文化祭は昨日と今日の2日間。
カンナが言っていたが「金曜に現実に戻される」という変則日程だ。
京教高は今日と明日で、引き続き土・日の休み。そのほうが自然な感じ。
でもたぶん、公立でそれをやると月曜が授業にならないんだろうな。
先生たちは経験でそれを知っていて、だから金曜に現実に戻しておくんだ。
今日はカンナ・ジュン・マミの2年生たちの本番。
1・2年は大したことやらないはずなんだけどね。
それでもリハーサルとかで昨日は帰ってこられず。
カンナ・ジュンのクラスはダンスをやるのかな?
「ポン・ポン・ポン」なんて調子をつけながらステップの確認をし、
「完璧」らしいが、「マミのクラスは覚えられていない!」らしい。
現実から離れた2日間を過ごすために、授業1回つぶれるのも仕方ないか。
ゴーヤのおかげで血糖値はやはりグッとよくなっていた。
まあ欲を言えばヘモグロビンA1(2ヶ月の平均値)を6の前半にしたかったが、
それはわずかに超えていた。けれどおとがめはなし。
肩こり以外に身体に悪いとこはないから、金曜にはしっかり現実に戻してやろう。

ゴーヤも終盤

もう下の方は枯葉が目立ち、むしり取っているとスカスカになってきた。
実はまだたくさんついているけれど、7月のように大きくはならない。
「島娘」というこの品種は22センチほどになるのだけど、今は10~15センチがやっとだ。
ゴーヤを植えた人は皆が「今年は不作だ」という。
私も4株で120個ほどで、例年より80個も少なかった。
どうしたんだろう?あまり変わりもしない夏だったけれど。
でも、ま、毎日たくさんゴーヤを食べてビタミン・ミネラルたっぷりだし、
血糖値もほとんど正常値だった。毎晩焼酎も飲んでるくせにね。
今日は3ヶ月ぶりの定期検診。
その間時々測った血糖値データも持って行くけど、医者も文句は言うまい。
ずいぶん貢献してくれたゴーヤも来週いっぱいくらいで撤収。
ゴーヤも疲れただろうに、まだ花を咲かせ、小さな実を残そうとしている。
生命力には感動すら覚えるけれど、ご苦労様、また来年だ。
プロフィール

河原

Author:河原
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