特濃トンコツ

シングルスはカンナだけの出場で、ジュンと先輩が一人応援に来た。
1回戦はまたしても滋賀の選手で、団体2番でアイがやった選手。
前日以上につぶ高ラバーで攻めてきたが、高校ではなかなか通用しない。
カンナが丁寧にさばき、ストレート勝ち。
そして2回戦は大阪のシオミ選手。前年単複2冠で、さっきダブルスで2連覇した。
インターハイでも今年は優勝を狙う選手で、ムスッとした顔で登場。
初戦から気は抜かないという顔だ。
3セットとも4オールくらいは行くのだが、そこからカンナの点が動かない。
カンナのツッツキや台上プレーがうまいと見るや、長いボールでラリーにする。
ものすごい速さとピッチでラリーが5~6本も続く。
このようなラリーの時は息がうまく吸えない。息を止めていると思ってもいい。
大きく息をしてしまうと腕がぶれたり動作が遅れたりしてミスしてしまう。
カンナのボールだって弱くはないのに、シオミ選手は何本も返してくる。
カンナは次第に苦しくなってボールを押せなくなり、甘くなるボールを打ち抜かれた。
これが高校トップの力か・・・速いし、戦術豊富だし、ミスしないし。
ストレート負けしてカンナがすぐに「アドバイスお願いします」と行くと、
「え?」って、初めてにっこり笑った。
ムスッとしているとわからなかったが、笑うととてもかわいい。
ちくしょう・・・何もかも負けてしまったぜい!
「ラリーの練習すればかなり強くなるよ」
ムチャ言ってくれる。カンナのボールをそれだけ返せる選手は京都にはいないよ。
でもま、これだけ完敗するといい経験になったし、すっきりした。
さあ、ジュンや先輩も連れてラーメン食べに行こう。
道を歩くと、あれ?先輩ってジュンより小さいのかな?
「はい、150ないんです。149センチ・・・」 するとカンナとジュンは得意げに言う。
「私たちは150は越えてます♪」 ・・・1~2センチだけどな・・・・
そんなチビたちと京都駅ビル11階で入ったのは博多ラーメン。
最近はトンコツでもあっさり系が主流なのに、ここのは臭いくらいに濃厚だ。
へえ~俺は平気だけど、若い女の子が食えるのかな?
心配無用だった、カンナとジュンは「うまい、うまい」とあっという間にたいらげた。
二人は2年前にもこのラーメン街に来たのだが、その日は日曜で、
通路も歩けないほどに混んでいて、食べるのをあきらめたそうだ。
いい試合も見れたし、ラーメンはおいしかったし、幸せ~~って帰ってきた。

幸せな時

志賀代表との1回戦トップは3年生のマイコ。
5月に近畿大会進出が決まったのだが、受験生でもあり、
同級生が皆引退する中でなんとか週1回の練習だけは続けてきた。
時々ありえない空振りをするなど練習不足は否めないが、
小学校の頃からカンナ達を引っ張ってきた経験がある。
巧みなラケットコントロールでストレート勝ち。
2番は1年生のアイ。相手はつぶ高ラバーのとてもいやらしい相手だが、
アイは男山二中出身で、そのラバーには慣れている。競ったがストレート勝ち。
そしてダブルスはマイコとカンナの登場。
相手もここにエースと2番手を持ってきたが、カンナの強打を止められない。
すべてストレート勝ちで、2回戦は和歌山№1。
和歌山のシングルベスト4が全員いて、エースと2番手は中学時代も知っている。
カンナは2番手には勝ったが、エースには負かされたそうだ。
けれど「あ!あの子だ!」というのは近畿大会ならではで、とてもいい。
1番はそのエースで、マイコも「ブチ切れ」のカットが持ち上がらない。
するとツッツキを多用してキレ具合を確認する。
1セットは取られたが、第2セットを奪い返し、以後激戦となった。惜しくも敗退。
2番はフウ。男山の出身で家は遠いのに毎週土曜は来てくれて、
カンナやジュンと一緒に小学生の相手なんかもしてくれる。助かっている。
頑張ったのだが相手の左腕からのドライブが強烈でカットしきれず敗退。
ダブルスは和歌山のエースカットの二人にマイコとカンナが挑んだ。
通常なら抜けるボールもさすがに返ってくる。
ミスしては「ドンマイ」で、きれいに打ち抜いては「よし!」
小学校の時はチビだった二人が成長し躍動する。その姿を見るのが至福の時だ。
ギリギリの戦いで「あと1本」の差で負かされたが、もう結果はどうでもよかった。
しっかり勉強もしなくてはならない高校において、ここまで強くなってくれた。
動き回り強打するフォームは美しく、はじける若さに感動し、泣きそうになる。
つくづく幸せを感じた。いい試合を見せてくれて、ありがとう。

今日はシングルス

団体戦はすごかったで~す。
1回戦で滋賀県代表チームを粉砕して、2回戦は和歌山ナンバーワンチーム。
カンナのドライブが好調で「あと1本」まで肉薄する姿は感動でした。
詳しくはまたあとで。
今日のシングルはカンナだけの出場で、付き添いでジュンが付いてくる。
1回戦が9時からで、2回戦は10時。
2回戦の相手は去年優勝で、インターハイでも2位か3位になった選手。
なにを!負けるか!と思ってるけど、万が一負かされたら、
京都駅ビルのラーメン街で、皆でラーメンやけ食いしてきま~す。
夜の授業もあって、時間がなくて大変で~す。

近畿選手権

今日から3日間京都府立体育館で高校の卓球近畿大会がある。
今日は団体とダブルス。明日がシングルだ。菟道女子は全部出る。
団体戦は1回戦9時20分予定。
何しろ相手も強いからね。最初から見ないと、行ったら負けてたなんてありうる。
見逃せないから今から行ってきま~す。

修正力

中3の第1回模試データが帰ってきましたよ。今回は7人が受けた。
うちの子はテストを全く受けてなくて点の取り方を知らず、
初めて受けるとボロボロになるもんなんだけど、今年は悪くない。
4人は菟道高校以上を望めるし、3人はボーダー。
ボーダーラインと言っても差はわずかなんですよ。
5教科200点満点であと10~15点もあれば平均より上で合格できる。
1教科3点ずつ上げればいいんだね。
仲間内でも社会だけで20点負けてたりするから、いくらでも修正できる。
いや、上位の子でも修正ポイントはあるから、全員が修正しなくてはならない。
その修正が自分の学び方を見つける、大切な作業なんだ。
本屋へ行って、そんなに分厚くもない問題集を買う。1000円もあれば十分だろう。
それを繰り返しやる。何度も繰り返して、もう中身を覚えてしまった?
それで十分、他の問題集をやる必要もない。だってあと15点上げればいいだけだから。
まあ、どこかの塾へ行き始める中学生も多くなる時期だけど、
そこでやるプリントは買ってくる問題集と同じですよ。コピーしてんだから。
それなのに毎月ン万円の月謝になったりする。
15歳だともうそういうことも考えないといけないけど、1番の問題は受け身になること。
与えられたプリントをこなすだけだと、自分の頭で考えなくなるね。
それでも量をこなせば、まあ15点は上がる。合格はできる。
けれど・・・高校からの勉強が全然違ってくる。それを世間は知らない。
与えられるのを待ってるだけというのは勉強じゃなくなるんですよ。
自分で探すということができないと、学びにならない。
せっかく有名高校へ合格したのに、どれほど多くの子がつぶれていくことか。
その様を見れば誰でもわかることだけど、それを塾は絶対に言わない。
困ったもんですねえ・・・・
昨日も早くから来て勉強している中学生たち。
どうとらえて、どういう方向性でやらねばならないかは、その都度言ってやろう。
そうやって修正力を創り上げていく。点取りは教えない。
高校からよその子がその子に勝てなくなるのは、当然のことだ。

夕立

5時20分頃の雷はすごかった。「ピカ・ドン!」光るのと音が同時。
バタバタと高3のコウスケと中1の誰だっけ?が駆け込んでくる。
顔が引きつっていたのは、ま、仕方ないだろう。
頭の上に落ちたと思えるほど近かったから、誰でも肝を冷やすわね。
典型的な夕立はこれで3日連続だ。
日曜は康太がゼミ仲間3人を平等院あたりを案内しているときに降った。
時間こそ長くないけど、ゲリラ豪雨みたいだから動けないね。
でもこういう夕立は「もう梅雨が終わりますよ」という合図。
今週半ばには開けるようだね。もうすぐ夏休み。
けど、今は夏休みなんてあるのかな?特に高校生は。
2~3週間ほど学校の補講があるし、お盆くらいは休みだろうけど、
8月25日から2学期が始まってしまう。2学期って9月からだろ?
カンナたち高2は卓球部がシングル・ダブルス・団体で近畿大会まであるし、
合間を縫って帰省したりするから、夏授業を取る隙間もない。
仕方ない、31日からの1週間の休みの間に、夜に授業を入れよう。
それは高1もだ。
売れっ子芸能人並みのスケジュールになるなんて、どこが夏休みだ!?
田舎で冷えたスイカを食ってのんびりして、プールで遊ぶのが夏休みだろうが?
私は9月にタイへ行くから、その分の授業は8月末の休みに入れる。
私にも夏休みは、ないねえ・・・

追肥

今年のゴーヤは去年に比べて実付きがやや遅い。
去年は今時分100個の受粉をしたのに、今年は70個。
毎日たくさん食べてるとはいえ、この後採れるのかな?
どれ、追肥をしてみよう。ゴーヤって意外に肥料食いなんだ。
追肥の量っていまだによくわからない。
去年まではバンバンやっていたけど、今年は水も肥料も控えめ。
毎年撤収してプランターの掃除をするとき、あまり根が張っていないので、
ちょっとやりすぎかな?と思って控えめにしたんだけど、ダメなのかな?
まだ7月半ば、まだまだ実をつけてくれないとね。
生徒の授業も今から8月にかけては追肥の時期。
少なからず、多からず・・・いや・・ここはたっぷりと追肥しよう。
アヤ・フミ姉妹が朝早くにカバンを置いて、またどこかへ出かけて行った。
出先から直接帰ってきて授業を受けるのだろう。
普段から早めにやってきては勉強している。
ここに追肥だ。自分で勉強する量を増やすような追肥。
こちらも加減が難しいが、ま、ゴーヤの追肥よりはよくわかっている。

看護師たち

マスミとミヤビがひょっこりと顔を見せた。
ナナセの後輩で、同じ看護大学の4回生。後輩にはリノも通っている。
今は看護実習で大変だろうに、二人ともとても元気。
なんかたくましくなったし、顔が輝いている。うれしいねえ。
ナナセは神戸の病院に決まったが、二人はこの近所の病院に就職が決まった。
これは・・・今に病院でばったりと出くわすだろう。
なに?ミヤビは仕事には自信があるけれど、看護試験に自信がない?
「ま、9割は合格するから、下位1割には入ってはいないかと・・・」
高校時代と変わらないねえ。
看護現場の話を聞く。その壮絶さに直面し、鍛えられ、ずいぶん大人になっている。
おとなしい患者ばかりじゃないしね。
痴呆症が進んだりすると大声で独り言を言う人がいる。
それを聞いて隣の患者も大声で独り言を言う。
会話しているようだが独り言なんで、もちろん会話は成立してない。
「私たちは使命感があるからお世話するけど、身内の方は辛いでしょうね。
 私もそれが身内だったら、冷静に看護できるかどうか・・・」
二人ともそういう現実まで話ができるようになっている。
私が看護や介護を受けるようになったら、この二人を指名しようか?
腹立たしいのは看護師の給料の安さだ!
タカコもさんざんぼやき続けてるけど、初任給の手取りは20万ちょうどくらい?
え?夜勤もしてか?それって、商社のOLより安くない?
じょ、冗談じゃないぞ!看護師ってとんでもなくきつくて、重要な仕事をしてるぞ。
基本30万円で夜勤抵当が付いて40万円くらいもらっていいんじゃない!?
それだけの仕事はしてるよね。
私なんか大学を出て現場監督で道路や公園を作ってたけど、そんなにきつくなかったし、
看護師ほど重要な仕事でもない。
40年前のことだから、給料はマスミやミヤビよりよかったんじゃないかな?
OLをバカにはしないけれど、看護師みたいに命に直面した仕事か?
看護師の給料は今すぐ倍にすべきだ~~~!
「土・日だったらうまい飯をおごるぜ」「絶対来ます」
畳の部屋でレポートか何かを書き終えた二人は、笑って帰っていった。
卒業生に会うのは、いつでも楽しい。

先週末からセミが鳴き始めた。
「夏だ、夏だ、夏だ~~」って鳴くから、はっきりと夏を実感できる。
蒸し暑いのはきついけど、そろそろ梅雨も明けそう。
夏は身体も頭も動きやすい。生徒の尻もビシビシ叩こう。
高1は学校では2次関数が終わってるけど、あまりに速かったので
なに、理解できていないことに変わりはない。
同じことを表現が変わっただけなんだけど、認識できるほど理解できてないんだ。
それがわかるようになることが高校の数学というもの。
その感覚を身に付ける今がとても大切。
今それがわからないと、この後数学はすべて「公式暗記」になってしまい、
数学そのものの姿が見えなくなる。どうして高校はそれに気づかないのだろう?
今のところ一番理解が進んでいるのは、学校でこれから2次関数に入るトオヤだ。
まず私からとらえ方や注意点を聞いて、これから学校で復習できる。
さらに理解は進むだろう。
こういうのを見てると「スーパークラス」に入学するのも考えものだと思える。
ものすごいスピードは公式を羅列するだけですよ。
それってどういうことなのか・・・そういうとらえ方をする暇がない。
たかが高校なのに、少しでも偏差値の高いところ、少しでもいいクラスへって、
実態を見ると何がいいの?
私はずっと「どうとらえられる?」ということを確認させ、さわり方を修正してるだけ。
それだけで数学はトップクラスになっていますよ。そればかり見てきた。
2000年前にユークリッドが言った通り「数学に王道なし」だ。
1年もたてばトオヤもスーパークラスを飛び越えて、数学は校内トップになりますよ。
その時の気分?当然「ざま~見ろ」ですよ。

民泊

金曜の夜10時前に授業を終えて坂を下りると、おばさんと娘が歩いていた。
通り過ぎようとすると「河原先生、これわかる?」と携帯を差し出される。
見ると、このあたりの地図にピンがあり、マゼランだかマゼストとか書いてある。
暗がりでそのおばさんが誰だか最後までわからなかったが、
「このあたりの地図だね。ここが木幡小ということは・・・これ、何屋さん?」
「民泊」 「民泊!?」
後ろにいたのは中国人の若い美人な娘さんで、さっき呼び止められたのだという。
民泊って京都市内の空き家とかアパートを貸し出してるあれでしょ?
このあたりに空き家なんてあったっけ?そうではないらしい。
要は泊まれればいいのだから、部屋が一つあればいいわけで、
あいている部屋に泊める民泊もあるらしい。へえ~~。
携帯の地図には住所は書いてあり、教室のすぐそばはわかるが、
ごちゃごちゃして正確にはわからないし、住人の名前も電話番号もない。
「ここにキリン堂が載ってるから、キリン堂に行ってみようかと・・・」
「いや、それだと遠くなるよ。とりあえず坂を登ろう」
歩きながら娘さんをよく見ると、20代のとっても美人で、流暢に英語を話す。
日本語は話せないようだ。こんな夜遅くに危ないじゃないか。
「パインツリー!」 「パインツリー?松の木がどうしたって?」
「その家は松の木が目印だと聞いています」
でもなあ、松の木はどこにでもあるし、この家は・・・違うだろう・・・
ちょうど近所の住人のお父さんが帰宅したので、おばさんが駆け寄って聞いてみた。
「松の木が目印らしいです」 「あ、それなら○○さんの家だね」
ようやくわかって事なきを得た。
しかし・・・木幡みたいな田舎でも民泊があるんだ。
最近近所にそれ用の7階建てのホテルを建てる計画が持ち上がり、
住民は猛反対をしているけれど、ホテルが足りないのは事実のようだ。
宇治橋を歩いたって、半分くらいは外国人の感があるもんね。
けれどだからといって、ホテル計画は民家のある狭い土地。
だから7階建てになるんだろうけど、そこにそんなものを建てるかね。
その計画は、私も反対だ。
プロフィール

河原

Author:河原
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